こんにちは!どいちゃんです。
どいちゃん公式ブログ「さあ、はじめよう!」第16回目です。
今日は、「起業と私」というテーマで、私の人生を振り返ってみます。
私は、これまでたくさんの起業家を見てまいりました。
実は、「起業家」って特別な存在ではなくて、私たちの周りにたくさんいます。
それは、商店街のラーメン屋さんも惣菜屋さんも電気屋さんも、みんな起業家だからです。
私の実家は、小樽のある商店街で、果物屋を営んでいました。
高校卒業の頃には蕎麦屋も開業しました。
父は裸一貫で商売を始めた人で、母と一緒に数十年商売をしてきました。
休みも正月の2日くらいで、来る日も来る日も商売をしてました。
なので、家族全員で、旅行に行った記憶がありません。
そのせいで、子ども頃の私は、
「絶対に商売人にはならない!」
と心に決めていました。
大学を出て、当然のごとくサラリーマンとなった私ですが、人間関係や組織の論理に嫌気がさしてきた頃、漠然と起業を考えるようになりました。
独立開業フェアや起業イベント、フランチャイズチェーンの説明会にも行きました。
はんこ屋さんや便利屋さん、コンビニ、リサイクルショップ、マッサージ、、、
いろんな業態のチェーン店の話を聞きに行きました。
熱心にお誘いいただいたチェーンもあります。
一時は申込みしようかと考えもしましたが、、、
条件的に資金と連帯保証人がネックで断念しました。
結果として、いまではもうやっていないフランチャイズチェーンもありますし、時代の移り変わりで業態自体が萎んだところも少なくありません。
起業を断念し、転職を決め、全社を取り仕切るポジションにも就きましたが、人生の流れは私をまた起業する方向へと押し出していきました。
悩んだ挙句、私が選んだのは、資格を取って独立するという道でした!
まずは自分が取れそうな資格にチャレンジしていきました。
宅建、マンション管理士、管理業務主任者、危険物取扱者、、、
資格受験の勉強法も自分なりにゲットしました!
そして、いよいよ行政書士へ!!
20代の頃、司法書士事務所に勤めていた私にとっては、とても身近な資格でした。
業務的にも、出来る自信はありました。
しかも、その当時の私にもがんばれば手が届きそうでした。
受験を決めた私は、予備校に通い始めて勉強をしました。
1回目の受験を失敗し、断念しかけた時に、予備校の先生に言われました。
「土井さんは、絶対良い行政書士になると思うし、ここで諦めたらもったいない!」
この一言で、私は再受験を決めました。
私の人生を変えるのに十分な一言でした!
そして、私は必死に勉強し、次の年に合格したのです。
出逢いは、一期一会。
巡り巡って出番は私の元にやってきました。
いまは私が、人の人生の岐路に立ち会っています。
起業とは、どんな商品・サービスをもって、お客さまに幸せや喜びを提供できるか、ということです。
その商品・サービスに何を採用するかは、その人らしさとも繋がりますが、気持ちとしては、常に目の前の一人のために、最高最善を尽くすことに他なりません。
私が、本氣で起業を意識したのは35歳です。
あれからもう25年が経ちました。
商売の真髄にはまだまだ遠く及びませんが、大切にしなければならないことは、少しずつ見えてきたように思います。
人生の大半を商売に捧げて、私を育ててくれた両親に感謝です。
ありがとうございます!
どいちゃん。
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