人生一寸先は闇?それとも光?

こんにちは!どいちゃんです。

 

どいちゃん公式ブログ「さあ、はじめよう!」第12回目です。

 

今日は、私が出逢った経営者さんの実体験の話から、人生の浮き沈みについて触れてみたいと思います。

 

 

今からもう10年くらい前の話です。

 

私のクライアントさんから、ある経営者の方をご紹介されました。

 

その方は、ある会社のオーナーに請われて、その会社の代表取締役社長に就任されたばかりでした。

 

しかし、その会社は、負債を大きく抱えていて、倒産も間近いというのです。

 

 

どい

「なぜそんな負債がある会社の社長を引き受けられたのですか?」

 

社長

「そんな多額の負債を抱えているなんて、一言も聞いてなかったのですよ。」

 

どい

「なるほど。では、その会社のオーナーというのは、今も役員なのですか?」

 

社長

「いいえ、オーナーもご親族もみんな役員から離れました。私に全面的に任せると言われて。」

 

どい

「あら、そうなんですね。では、借金の連帯保証人は、いま誰になっていますか?」

 

社長

「私が代表取締役に就任した際に、すべて私の名義に替えました。」

 

どい

「ああー、完全にはめられましたね!」

 

 

それから間もなく、その会社は倒産し、社長はやむなく自己破産しました。

 

 

世間には、会社が倒産する話も、自己破産する話もよくあります。

 

そんな中、まれにこのように計画倒産に利用されて、人生の荒波に飲み込まれてしまう人がいます。

 

 

しかし、この社長は、潔かった!

 

「私がバカだった。今さら相手を恨んでも人生に1ミリもプラスにはならない。私は、自己破産して、全部手放して、またゼロからやり直します!」

 

 

それから3年後、破産の処理もすべて終わり、社長は自分自身で会社を設立し、名実ともに社長として復活しました!

 

そして、今も精力的に事業を展開されております。

 

 

まさに、人生一寸先は闇!からの光です!

 

 

一番どん底の時におっしゃってくれた一言が今でも忘れません。

 

「何もない私にこんなに一生懸命になってくれたこと、私はこのことを生涯忘れません。土井さんは、絶対に信じられる人です。いまの私には、それがよく分かります。本当に、ありがとうございます!」

 

 

私は、

 

「人は時にはとても愚かなこともするけど、しかし本質は、どんな逆境からでも、それを乗り越えることが出来るんだ!」

 

ということを教わりました!!

 

 

私も生涯忘れません!

 

ありがとうございます!!

 

 

どいちゃん。